メンタリストDaiGo 本当に信じれる人間関係を作る【たぶん唯一の方法】


本当に信じれる人間関係を作る【たぶん唯一の方法】

親友と呼べる関係ができるまでにはどんな条件が必要なのだろうか?

友人と一緒にどれくらいの会話をするのか、どんな内容の話をするのかを重要視する人が多い。「会話が盛り上がらないといけないんじゃないか」「すごいと思われないといけない」など。しかし、話した量と友人との親密さとは無関係であると言われている。したがって、話し下手な人でも親友を作ることは可能なのだ。

親密な関係にある友達がどれくらいいるかが、社会的地位や収入をはるかに超えるレベルで人生の質を決める。

人間関係の作り方には2つのタイプがある。そのうちの1つは人生の質を高めるもので、「選択的人間関係」と呼ばれる。自分の頭の中で「会いたい」と感じ主体的に連絡をとったりする、いわば積極的な人間関係。もう1つは意味のない人間関係の作り方で、「閉鎖的人間関係」というもの。会社の同僚、学校のクラスメイト、ご近所さんなど、環境によって強制され「会わなければならない」人間関係。

したがって、良い友達を作るためには「選択的人間関係」を作る必要がある。私たちは人間関係を選ばなければならない。

 

では、親友になるためにはどのような条件を満たせば良いのだろうか?

カンザス大学の研究によって、親友を作るために必要なのは「一緒に過ごす時間だけ」だということがわかっている。すなわち、どんな会話をするかは関係ない。自分が選んだ関係であれば、その人との時間が長くなればなるほど親密度は高まる。

選択的に会って一緒に過ごす時間が50時間を超えると、「カジュアルフレンド」(時々あってご飯に行く友達など)ができる。90時間ほど会うと、「気の合う友達」になる。そして、親友と言える関係を作るためには平均で200時間を要する。

 

まとめると、親密な人間関係を築くためのポイントは2つ。

  1. 自分で積極的に選んだ友達と出会うこと
  2. 一緒に過ごす時間を稼ぐこと